ゆでたまごヌクマム


久しぶりにゆでたまごを作って、タイで食べていたゆでたまごを思い出した。

 

タイでは毎朝職員室か食堂で朝ごはんを食べていたが、たまに面倒見のいい他の先生が

家で大量に作ったゆでたまごを籠に山盛りにして持ってきて配ってくれた。

先生は私のことをなかなか気に入ってくれていたので、ただゆでたまごを殻のままでまるごとくれるのではなく

殻をむいたゆでたまごを手で1-2センチ角に全てちぎり(ポテトサラダのポテトに混ぜる前の状態)ボウルに入れ、ナンプラーをかけフォークで混ぜてから渡してくれていた。

 

人が素手で触る工程が多い食べ物をあまり好まないため(和菓子やチョコトリュフなども中学生くらいまで食べれなかった)

そのままのゆでたまごがいいなと思う日もあったが断りづらかったので

ありがたく受け取り食べていた。

これがめちゃくちゃうまかったんだよね~

 

日本に帰ってきてから何回か思い出しながら家で再現してみたが、スーパーで手に入る小さいサイズのナンプラーを使っても同じ味にならなかった。

ゆでたまごの味は変わらない気がするのでナンプラーの味の違いなのだと思う。

それ以来ナンプラーは多少でかいボトルでもおいしいものを使うようになったが、

でかいボトルのナンプラーでも同じ味にならない。

 

そこで思いついたのが、ベトナムのヌクマムをゆでたまごにかけるという方法である。

ユウキ食品の小さい瓶のヌクマム(商品名はヌクナムとなっている)が家にあったので

かけながら食べると、かなり再現度が高まったきがした。

 

このヌクマムというのは、ほぼナンプラーと同じような種類の調味料で

簡単にいうとベトナムの魚醤であるが、

調べてみるとナンプラーよりも魚に対する潮の割合が少なく、発酵の度合いも低いため

魚の風味が強く塩みが少ないのだという。

ニョクナムと呼ばれることもあるみたい。

 

ゆでたまごにはヌクマムのほうが合うことが分かったのでヌクマムもでかいボトルでうまいやつ買いたい。

調味料はまじでうまいやつをでかい量で買うのが吉。